
昨日、浜松文芸館で「村上春樹研究会」が開催され参加してきました。
参加者は学校の先生をされていた方や、海外勤務の長かった大手企業の方など、ボクとは全く違う人生を歩まれている方ばかりでした。
まっ、職業も聞かれなかったし、年配の方ばかりだったので少し気は楽でしたが…。
でも疲れた…。
今回の題材は「カンガルー日和」。もう30年ほど前に書かれた作品で、ボクも二十歳の頃に読んだことのある作品でした。
しかし、ボクの持った感想なんて「オモテ」のものであり、「掘り下げ」ていくと「底辺」には驚くべき真実があったのです。
村上春樹の作品はどれもお洒落で文章がいいから、サラッと読んでいけるのですが、とんでもないメッセージがどの作品にも隠されているんですね。
でも多くの人(ボクもね)はそれには気づかず読んでいるんだと思います。
でも「何か」があるから惹きつけられ、多くの人に読まれているんですね。