過疎地を考える
昨日、渋川小学校に行ってきました。
いよいよ引佐地区でも学校の統廃合が始まり、
来春には渋川小、田沢小、久留女木小が統合になるとのことです。
今回は記念誌の相談をいただき訪問いたしました。
ご連絡をいただいた教頭先生は教育委員会に勤められていた時にボクの会社を知って、
今回お声がけをいただいたとのこと。
確かにここ数年、いくつかの閉校記念誌の作成をお手伝いさせていただきました。
このような形で仕事のチャンスをいただける事こそ、営業の喜びです。
また、以前ボクが飛び込み営業で回った学校(もちろん口座を開いていただきました)にいらっしゃった、事務のSさんにも再会でき、遠くまで来てよかった、って思う一日でした。
さて、過疎化についてですが、一説には「日本の人口はこれからどんどん減る。だから国民はみんな街に集まって生活するのが望ましい」なんて話を聞いたことがあります。
確かに山間部の僅かな人たちの為に道路をつけたり、建物を作ったりってのは税金の無駄使いと考えても不思議ではないでしょう。
でも、山に人が住まなくなると困ることだっていっぱいあります。(文章が長くなるので省略)
ボクはその山間部をどう生かすか!どうやったら人が住めるか!を真剣に考えています。
過疎化を防ぎたいとはいえ、そこには産業もない。店もなければ学校もない。家を建てたくても建築許可が下りない。
町おこしのイベントをやって人を集めてもダメなんです。そこに「生活」がなければと。
先日、株式会社ヤタローの取締役本部長である、金原利幸さん(あの金原明善さんの子孫)の講演をお聞きする機会がありました。
50分ほどの時間でしたが、金原さんの今進めている事業こそ、これからの北区、浜北区、天竜区などの山間地域に必要な取り組みだと感じました。秋葉神社上社の食堂(年間70万人もの方が訪れるらしい!)の運営や、井伊谷のショップなど山間部の観光地での店舗展開や、パン屋なのに製材会社をはじめるなど。
多分60歳にはなられる方ですが、その柔軟な事業展開には、たくさんの刺激をいただきました。
「40歳目前のボクに何ができるか!な?」
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